がっかりしただ(`へ´”)

ワタシとしては評判の悪い岡田監督にシンパシーを
感じてたりする。監督としての評価が低いからか?
ただし、岡田監督のサッカーはキライだたりする。
98W杯でエースケをCB起用したのが顕著だケド、
選手の能力の見極めが良い反面、選手頼みって
戦術になりかねないようなサッカーなのだと思う。
(選手のポテンシャルを信じてる証拠だろケドね
 ”誰々頼み”って批判は受け易くなるわなぁ、、)
戦術はあっても、策略が物足りないなぁと感じる。
ヘタに策略を廻らすと、マチャラ監督にやられた
3月のバーレーン戦みたくなってしまう付け焼刃。
でもね、代表においての岡田監督のサッカーは、
代表チームとしては、とても真っ当な日本代表の
サッカーなのではなかろうか、、と思てたりするな。
守りきれないとこも、シュートが入らないとこも、
実に日本的なJリーグとかこれまでの代表でも
よく見た光景の延長線にあるサッカーだと思うに。
パーマネントなクラブチームではない究極の選抜
って意味合いが強い代表チームって纏めるのも
チーム構築もそんなに高いレベルは期待できない
のではなかろうかと思ているってのがあるからね。


だがしかし、ウズベキスタン戦にはがっかりした。


選手の意識か、相手の出足に圧倒されたのか、
どうにも前に出て行かない中盤の選手が多くね?
確かに右サイドはいつもの崩しが見られたケドも
ソレでもゴールに繋がるかといえば、ゴール前の
迫力がいつにも増して無かったように感じたな。
FWが前線からのプレスも中盤の組み立てにも
加勢するやり方なら、後ろからの攻め上がりが
無ければゴール前が手薄になるのは当然で。。
この問題を解決しないと、延々と得点力不足が
続くのだろなぁ、、と思うケドね。強力なFWが
居れば今度はFW頼みとか批判されるだろケド。
とにかく、がっかりしたのが前半に右サイドから
切れ込んだ俊輔がシュート撃てるタイミングで
ペナエリアで流れたFWに縦パスを通したとこ。。
確かに、あそこでFWが見えててソコにパスを
通せるのが俊輔の真骨頂なのだが、、撃てぇ!
俊輔ならゴールできるイメージのパターンだと
思たんだケドなぁ、、チームでイチバン上手い
選手がゴール狙わんでどーすっか?と思うに。
バッジョでもピクシーでもレコパでも、ここぞ!
って場面では確実にゴール狙ってるだろにぃ。
俊輔はもうそういった選手なのだと思うからね。
代表の10番背負ってんだから、他の選手が
ゴールできねぇんなら自分が入れるくらいの
気概をプレーで見せて欲しかたりするんだなぁ。
態度に出さなくてもいいからさ、シュート狙えぇ!
もうね、アノ場面でがっかりした、、勝敗とかは
カンケーなく、そういった消極性てか爆発力の
無さが日本代表なのかぁ・・・と、がっかりした。


失点は仕方ないと思てる部分はあるのでね、
ソレだったら得点しないとおハナシにならない。
でも、毎回バイタルエリアを使われる失点も
おハナシにならないとは感じておる次第で。。
サイドアタック掛けるなら、その裏を使われる
ケアとして、サイドに引っ張り出されるでなく、
CBの前、バイタルエリアを空けちゃダメだと
ずっと思ているのデスが、ここんとこの代表は
中盤の底が軽すぎるように感じちゃったりする。
選手の能力、上手い下手ではなく、戦術として
なんだか大穴が開いてるように思えて仕方なし。
運不運、ミスはあれど毎回の失点パターンで。
あと、阿部がサイドバックに入ると、スコーン!
と抜かれるケースが多いように感じるのなぁ。。
中盤の底だと上手く相手のパスコースを切って
良いポジションを取るなと思うケドも、サイドやら
CBのフルバックの位置に入ると、判断の速さ
見切りの良さからか、淡白なプレーになるなぁと
感じるのは、DFとしては物足りないと感じる。
でも、コレもバイタルエリアを制圧しとければ、
サイドでナンボ抜かれてもそんなに危なくも
ないんじゃなかろうか、、、とは思うんだケドね。
ソレよりせっかく阿部が居るのにフィードやら
サイドチェンジがイマイチ出てない気がするょ。
スピードの緩急だけでなく、パスの長短てのも
リズムを変える戦術になるのになぁ、、と思う。
がっかりした原因はこの単調さにもあるのかに。
他のチームに移籍したケドも、山岸や羽生みたく
引き出せる選手が代表に必要だろうと感じるな。


趣向として思うのは、あまりに選手個々の判断に
委ね過ぎるサッカーは選抜チームにはあんまり
向かないんじゃなかろうか、というのがあるなぁ。
逆の考え方もあるから、程度問題なんだろケド。
連携が取れない状況で、味方のパスでも対応が
難しくなり、ゴール前で得点のタイミングを逃して
惜しい、惜しいの繰り返しってのが多くなってね?
確かにプレーするのは選手だから、選手個々の
判断は優先なのだケド、あまりにタイミングが少し
ズレての惜しい場面が多過ぎるような気がするに。
この”惜しい”の連続が得点力不足の原因かなと。
代表チームでシステマチックに約束事を多くする
手法では時間が掛かると云われたケドも、ソレを
否定してのジーコ監督がやった連携頼みってのも
やっぱり”時間が無い”ってのに終始してたしね。
ある程度は選手を縛る戦術も必要なのだろうと
つくづく感じる最近だたりするのだな。でもねぇ、
サッカーでは自由信奉があるからソレはあまり
受け入れられないのだとは思うのだケドもねぇ。
でも、代表が得点できてた時期のサッカーは
明確な戦術的な縛りやら、約束事とパターンが
確立されてたように思うのだケドね、振り返り。
その監督なり戦術の縛りの抑圧を跳ね返す
選手の反発力が、プレーでの爆発力ってのに
繋がるのではなかろうか、、と思てたりするな。
爺さまの影響か”考えて走るサッカー”てのが
絶対みたくなてるケドも、最近の代表チームは
考え過ぎなんじゃねーの?とか感じるのだなぁ。


W杯予選を考えればレギュレーションからも
組み合わせからもそんなに悲観する状況でも
なかろうとは思うケドもさ、、ケドもよ、もしも
1ヵ月後の次戦で同じようなチーム状態なら、
評判の悪い岡田監督にシンパシーを感じてて、
代表には諦観な姿勢のワタシでも監督交代を
と云ってしまうかもしんまい、、のがっかり度。
選手のケツに火を付けらんねぇ監督ならば、
交替してもらうしかなかろう、、と思いまする。
岡田さん、このままだと加茂さんと同じ立場に
なてまうやもしれませぬぞ。因果なハナシだが。。
なんだか今の岡田監督の代表はジーコ監督と
山本監督のチームを合わせたようなカンジ?
実に日本的中途半端だな、、と感じるにょだ。
現状はまだ”中庸”ではなくて”中途半端”だね。


でもね、ユーロのスペインみたいなサッカーを
内発的に目指すなら、岡田監督の手法とかも
ソレは必要な方策なのではなかろうかと思う。
4年ごとに監督を交代してからパーマネントに
チーム構築する繰り返しでは、目先の結果を
出せば、後はまた次の監督頼みって繰り返し
になるような気もするからねぇ、そういうのは
もう止めにした方が良いと個人的には思う。


しかし、次の監督って誰が良いのかで、また
モメそうやねぇ、、代表監督だからねぇ。。



以上、ウズベク戦はこのくらいの駄文を繰り出す
”がっかり度”の試合でした。(ノ-"-)ノ~┻┻